第5期つむぎの森がここから始まります。
- はやしひろこ
- 2024年9月12日
- 読了時間: 3分
今日は個人的にとても大切な節目の日。
わたしの人生はこの日から始まりました。
そして、第5期つむぎの森の鍵を受け取る日。
自宅の一室でプレスタートした第1期。
なんの変哲もないおうちサロンでしたが、遠くは東京や福岡、北海道からもたくさんの方が訪れてくださいました。
上の子が小学校に入った頃でした。
早めの下校になった子が施術中に帰宅したのですが、「ただいまー」の声を途中でこらえて、抜き足差し足でそーっと自室に入るのを見た瞬間、これはダメだと思い、ケアルームのお部屋を探しに行きました。
こどもたちには、扉をバーンと開けてただいまーとリラックスしてほしかったのです。
森のような木がたくさんある公園の真ん前でケアルームをオープンしました。これが第2期。3年ほど。
ワンルームの小さなお部屋でしたが、その後も10年以上のおつきあいになる方々とお会いした思い出の場所。
手狭になってきたと感じたので、地域唯一のタワーマンション、エントランスもお庭も素晴らしい26階の広いお部屋へ。
これが第3期。7年ほどここで過ごし、遠く二上山、大阪平野が一望できる絶景も楽しみました。
東日本大震災の日、一日中揺れ続ける耐震構造と、電気が止まり26階を徒歩で歩いた経験から、地上に近いところに移ることを決意。
リバーサイドの緑が美しい場所へ移りました。ここが第4期。8年間お世話になりました。
広い空間、伸びやかなベランダからの風景、講座もたくさん開講し、充実していました。
諸事情が重なり、ケアルームの休業を決めた昨年。
悩みましたが、いったん退去を決めました。
つむぎの森再開の可能性は少なく、本は自宅の倉庫に、マッサージテーブル以外の家具や備品のほとんどはご縁ある方に譲りました。
ケアルームに関するものを見るのも聞くのも悲しく、遠ざけていた一年近く。
ある時から急激に環境が良くなり、懸案事項も専門家の方がたのサポートを受け、見通しが立てるようになりました。
恐る恐るオンラインでのご相談から再スタートを始めたのですが、オンラインだけでも充分ではないか、と手応えを感じていたお盆明けのある日、以前のリバーサイドのケアルーム近くを散歩していました。
こじんまりするだろうけど、駅に近く、ご病気の方やお子様にも無理なくお越しいただける場所として、目をつけていたマンションに問い合わせをしてみました。
その日のうちに内覧、審査に通り、クリーニングをしていただき、今日、引き渡しでした。
おそらく、最後のケアルームになると思います。いや、わからないな、バリ島や沖縄になるかもしれません。
こんなお部屋です。
なーんにもない、太陽の光だけはさんさんと降り注ぎ、良い風が吹き抜ける、ベランダから大坂城の森の一部と大好きなビル群が見える小さなお部屋。
心地よい空間に整えてまいります。
リスタートは来月。
どうぞこころとからだの深呼吸に、ゆるりとお立ち寄りください。

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