重症児さんへのタッチケア
- はやしひろこ
- 2024年10月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月17日
金曜日、ケアルームから外に出て見上げると満月🌕
新月のrestartからの再会の毎日に感謝と祈りを。
コロナ禍から途切れることなく続いてきた、重症児さんの施設でのタッチケア研修もここで一区切り。
オンラインでどこまで触れるケアを伝えられるのか、こどもたちの様子を画面越しにアセスメントしつつ、安全で楽しくて心地よいタッチのマインドと手技をセルフタッチやペアワーク、お子さまへのタッチで感じていただきました。
重症児さんへのタッチケアは、感染症がここまで拡大する以前、関西看護ケア研究会の方が熱心に後押ししてくださり、内容を練ってきました。
全国の保育士が集まる数百人規模の研修でもお声がけいただいたおかげで、各施設や勉強会に呼んでいただきました。
こころとからだに課題を持つ重症児さんへのタッチケアは、さまざまな良い効果をもたらすことがあります。
まずは身体的な心地よさ、リラクセーションを促進すること。
ソフトなタッチや触れ合いなどの身体的な接触によって、症状や不快感を軽減し、筋肉の緊張を緩和することができます。
重症児さんが心地よい感覚を体験することで、リラックスしやすくなることを意味します。
またタッチケアは感情的な絆を築くのに役立ちます。
重症児さんに限らず、医療的なケアが必要な方やこどもたちは、社会的なつながりや情緒的な安定を求めています。
タッチケアを通じて、愛情や安心感を伝えることができます。
この絆が築かれることで、子供の自尊心や信頼感が育つ土壌になるのです。
さらに、タッチケアは身体的な発達にも良い影響を与えます。身体的な接触は、神経系の発達を刺激することが知られています。特に、赤ちゃんや幼児期の子どもたちは、触れられることによって感覚統合を促進し、その後の発達に良い影響を与えることがわかっています。
タッチケアは、こどもたちの生活の質を向上させるだけでなく、ケアを提供する人々との絆を深めることもできます。
施設研修でも、スタッフのみなさんがタッチケアを行うことで明るい雰囲気になり、話しやすい環境になりました、とのお声もたくさんいただきました。
ただタッチケアを提供する場合は、個々の状況やケアのニーズに合わせた適切な方法を選択することが重要ですし、境界線についても丁寧にお伝えしています。
今の夢は、研修を受けてくださった日本各地の施設に実際に尋ねること。
きっと、良い機会が準備されていると思います。

Comments